2026年11月1日
Shopifyを個人の副業で始めて半年、店はまだ開いていない。やり直すなら、この順番で始める
Shopifyに登録してある商品は、2つ。どちらも「下書き」のままだ。
このストアを作ったのは、2026年5月6日。今日でほぼ半年になる。副業で海産物のネットショップ「うみゆい」を準備していて、売上はまだ0円。店は一度も開いていない。
いまから個人の副業でShopifyを始めるなら、私はこの順番にする。
- 売るものと、届け方を決める
- ドメインを取る
- 開店の見通しが立ってから、無料体験を始める
私は3を最初にやった。その結果が、この半年だ。
最初の3日と、150円の3か月
Shopifyの日本向けの料金ページ(2026年11月1日に確認)には、こう書いてある。
| 段階 | 期間 | 料金 |
|---|---|---|
| 無料体験 | 3日間 | 0円(クレジットカード不要) |
| 割引期間 | その後の3か月 | 月額150円 |
| ベーシックプラン | それ以降 | 月額4,850円(年払いなら月あたり3,650円) |
無料体験が終わるまでにプランを選ばないと、ストアは一時停止になる。続けるにはプランを選ぶ。150円の3か月は、そのあとに付く。公式のヘルプには、割引は対象の人だけで、条件は変わることがあると書いてある。
売れたときには、別に決済手数料がかかる。国内のカードで3.55%、Amexと海外のカードで3.9%だ。Shopifyの決済を使わずに外部の決済サービスを使うと、ベーシックではさらに2%の取引手数料が乗る。
うちの店は、5月に作って、8月まで月150円だった。8月からは月4,850円になっている。

料金表から計算すると、ここまでの支払いは150円×3回と4,850円×3回で、15,000円になる。請求書で1件ずつ確かめた数字ではない。
金額より大きかったのは、150円の3か月が開店前の準備中に終わったことだ。月150円で店を開けて、売れるかどうかを試せる期間だった。私の場合は、開店する前に終わった。
なぜBASEではなくShopifyにしたか
店を作る前、AI(Claude)に「どのサービスで店を開くべきか」を相談した。答えは「副業ならBASEで十分。月の売上が10万円を超えたらShopifyに移行すればいい」だった。10万円は、そのときAIが出した目安だ。BASEは月額無料で始められて、売れたときの手数料が高め。Shopifyはその逆だ。
私はShopifyを選んだ。大きな理由は2つある。
- 売れるほど、手数料の差が効いてくる
- あとから仕組みを繋げられる。これがいちばん大きかった
うみゆいは、最初からAIと一緒に回す店にすると決めていた。そのあと、日曜の夜に売上をLINEに送る週次レポートを作った。これはShopifyのデータを読んで動いている。公式LINEのAI自動返信も、Shopifyの商品データを読む作りにした(こちらの接続は開店前にやる)。全体の構成はAIエージェントに副業ECを任せている話に書いた。
自動化をしないなら、私は毎月4,850円を払う理由を見つけられなかったと思う。まず売れるかどうかだけ試したいなら、月額無料のサービスから始めるのが正解だ。
半年で詰まったところ
開店の最後の1つが、自分では埋まらない
商品も、仕入れ先も、店のページも、いまは決まっている。止まっているのは包材だ。商品を届けるためのパッケージ資材で、原料(ナフサ)の供給問題のあおりで、調達に規制がかかっている。
Shopifyの設定は、自分の手で進められる。包材の調達は、そうはいかない。開店の日を決めているのは、Shopifyの外にあるものだった。
独自ドメインをつないだら、30時間開かなかった
独自ドメインの umiyui.shop をつないだあと、店のページが「Error 1001」で開かなくなった。30時間続き、最後はShopifyのサポートに連絡して直った。その間、管理画面にはずっと「SSL:有効」と出ていた。
自分の設定を見直しても丸1日変化がなければ、サポートに連絡する。今はそう決めている。原因と直し方は、Zennの本の第4章(有料の章)に書いた。
やり直すなら、この順番で始める
Shopifyの月額は、売るものと売り方が決まってから払い始める費用だ。私は先に払い始めた。副業の固定費の記事にも書いたが、順番を間違えたのはここだった。
いまから始めるなら、こうする。
- 売るものと、届け方を決める。 仕入れ先、在庫を持つか、包材をどうするか。うちの店は、包材のところで止まっている
- ドメインを取る。 金額は小さいが、失効させると他人に取られる。初年度の値段ではなく、更新料を見て選ぶ。ドメインをどこで取るかの記事に書いた
- 開店の見通しが立ってから、無料体験を始める。 3日のあいだに、商品を1つ登録して、テーマを選んで、手数料の画面を見る。そのあと、表示された割引の条件を確かめてプランを選ぶ。150円の3か月が付くなら、それを売れるかどうかを試す期間に使う
副業で始める前に確かめること
会社員の副業なら、店のサービスとは別に、確かめることがある。
- 勤め先の就業規則。副業が認められているか
- 開業届と確定申告。私が迷った話は開業届の記事に書いた
- 特定商取引法に基づく表記。ネットで売るなら、販売者の情報を載せる欄が要る。Shopifyでは、設定の「ポリシー」にひな形がある
私は税理士でも弁護士でもない。税金と法律のことは、税務署や専門家に確かめてほしい。
Shopifyを始めるなら
売るものと届け方が決まったら、Shopifyの無料体験から始められる。クレジットカードは要らない。